クラネタリウム

テレビでご覧になった方も多いと思いますが、先日テレビ朝日の『smaSTATION』企画の明日ワザワザ行ってみたい!!日本全国動物園&水族館BEST17で鶴岡市立加茂水族がBEST17でランクインしていました。
メディアなので山形関連のことが取り上げられるといつも嬉しく思うのは僕だけでしょうか?最近では映画の『おくりびと』、『山形スクリーム』、スマステェーションの司会でもある香取慎吾さん主演の『座頭市』などの撮影で山形がすごくにぎわっていて嬉しく思います。
なぜスマステェーションで加茂水族館が取り上げられたか気になり先日行ってきました。加茂水族館では小さいクラゲから大きめの庄内浜でもみられるミズクラゲ、七色に光る無毒のウリクラゲ、カブトクラゲなど30種類以上のクラゲをみることができます。
クラゲは飼育の仕方、繁殖をさせるのがすごく難しいみたいです。加茂水族館ではそれほど大きい水族館ではないが、飼育の難しいオキクラゲの繁殖を成功させ、世界一多い種類のクラゲを展示する水族館として全国に知られるようになりました。
クラゲといったら刺されると痛い、見た目が怖いなど大半の方がそう考えると思います。実際に展示されているクラゲをみると一瞬にしてその考えは変わります。ゆらりゆらりと有意義に泳ぐミズクラゲ、七色に光るカブトクラゲすごく神秘的で癒されると思います。      
今現在、クラゲは世界的に注目されていて色んな種類の中でもオワンクラゲが有名です。緑色蛍光タンパク質の働きによって、刺激に反応すると青白発光させる性質を持っています。オワンクラゲは、どこの水族館に行ってもほとんどみることができない。唯一、日本でみられるのが加茂水族館です。GFPも展示してあり貴重な物なのでみる価値はあると思います。
※GFP=緑色蛍光タンパク質
1960年代に下村脩さんが発見し、2008年にノーベル化学賞を受賞されました。自然で手軽な蛍光標識として実験分野で広く使われています。もっと研究が進んでいけばガンの転移や遺伝子治療効果を目で確認することができるようになる。今は技術の進歩で色んなことが研究でわかってきています。世界で苦しんでいる方たちがこういった技術で助かればと願っています。僕らは人の命を助けることはできないが、喜びの笑顔をつくることはできます。美という職業で皆様のお手伝いができたらと思います。

本日のブログは川崎勉がお届けしました。