花粉症について

花粉症と聞くと想像するのがスギ花粉だと思いますが、私が4〜5年前に発病した花粉症はスギではなくイネ花粉症でした。その中でも特にススキの花粉に反応するようで、今年もついにその時期がやってきました。日本人の人口の5人に1人は花粉症の人がいるといわれていますが、私と同じように花粉症に悩んでいる方は少なくはないと思います。そこで今回はメカニズムや対処法について少し調べてみました。

花粉症にはさまざまな種類があって、主にスギ花粉とイネ花粉があります。スギ花粉の飛散する時期は5月頃などで、イネ花粉は5〜9月と言われています。ススキはイネ科の植物で、花粉が飛散する時期は8〜9月でまさに今ピークを迎えようとしています。

この2種類の花粉では症状の起こり方が多少違います。スギ花粉は春先に毎日症状が続くのに対して、イネ花粉は天気に左右されます。雨などで花粉がとばない時には症状が出ませんが、天気がよくなり乾燥すると一気に花粉がとびます。天気によって一気に飛散するため急に強い症状を起こすことがあるようです。

症状はさまざまですが、なぜ花粉症になるのでしょうか?その原因として、遺伝的な体質や住んでいる環境、食生活などが考えられます。花粉の種類によって遺伝するアレルギーがあるようですが、花粉症が遺伝するのではなくアレルギー体質の遺伝が原因としてあるので、必ずそうなるとは限らないようです。アレルギーを防ごうとする抗体ができやすい体質の人は花粉症になりやすいようです。

花粉症になりやすい食事は簡単に言うと子供が喜ぶメニューです。油の多い揚げ物にカレーライスやグラタン・甘いもの・パン・インスタント食品などです。主に肉・卵・牛乳などの高たんぱくのものです。私の大好きなものばかりですが・・・(汗)こういったものは過剰摂取してしまうと抗体が増えやすくなり、花粉症を引き起こしやすくなるといわれています。他にはアルコールや香辛料などがあげられます。そのもので引き起こすことはありませんが、摂取により血管が開き粘膜を刺激するため花粉症になりやすくなってしまうようです。

食生活での改善法としてヨーグルトがあげられます。乳酸菌の働きで腸の粘膜を強くすることで花粉症の症状が緩和されることがあるようです。ヨーグルトには非常に強力なアレルギー抑制作用を持っている物質(カテキン)を多く含んでいます。腸内環境を改善させれば原因となる抗体を抑制することができるといわれています。そのために目安として1日200gのヨーグルトを食べる必要があるとされています。他には同じくカテキンを含むお茶や、免疫力を高めるにんにくやたまねぎなどが有効なようです。

対処法では花粉が侵入しないようにマスクをしたり、帰ったら服をはらったり、洗濯をこまめにするなどさまざまあります。薬や注射など外的な治療で治す方法もありますが、体の内面から改善させていけばこれからの予防にもなるかもしれません。
花粉症になるとどうしてもメイクが崩れたりマスクをしたりとオシャレすることにおっくうになってしまいますが、身近なことで改善する方法はたくさんあるので、いろんな方法を試してみたいと思います。

本日のブログは斎藤がお届けしました。