トレンド

2010年秋冬は、『ブルジョワ・シック』が流行しています。綺麗な服が時代の主役に躍り出た感じがします。原点回帰&リアリティーの追求こそがトレンドへの第一歩です。
ブルジョワとは、中世都市における裕福な商工業者の事を意味しています。映画の『昼顔』監督 ルイス・ブニュエル 主演 カトリーヌ・ドヌーブがまさに体現していると思います。
さまざまな雑誌を読んでいると、トレンドカラーもみえてきます。今年の秋冬は、グレー カーキー キャメルが流行しています。流行色の選定は、インターカラーという国際流行色委員会が行っています。 2年前にはトレンドカラーは決まっています、色には様々な意味があり赤は、アクションを起こすという意味で、前へ出るという強さを象徴する色です。ピンクは、人々の気持ちをやさしくする色。お互いの違いを許容しながら、みんなで感情をシェアしていくことを象徴する色です。グリーンは、エコを象徴する色。環境問題と向き合っていく上で、外すことのできない色といえるでしょう。ブルーは、水や空気を象徴する色。ゴールド(イエロー系)は、光を象徴する色です。この中でも、2011年秋冬の流行色はブルーやゴールド(イエロー系が注目カラーになっています。色々な視点から観察していくとファッションがより一層楽しめると思います。