ミシマダブル サド侯爵婦人/わが友ヒットラー

先週東京は春一番の風が吹き、徐々に温かさを増したり、でも寒かったりの三寒四温。所々で見かける梅の花が可愛らしく、春を待つ自然たちが今か今かとハーモニーを奏でていそうな時期・・・テンション上昇です。
そんな中、昨夜はBunkamuraシアターコクーンで開催された、三島由紀夫の戯曲「わが友ヒットラー」を観劇してきました。演出は写真家蜷川実花のお父様でもありBunkamuraシアターコクーン芸術監督の蜷川幸雄です。20世紀のドイツ社会主義独裁政治のナチス党が行った粛清(レーム事件)を材にした緊張感に満ちた会話劇。出演は、反ユダヤ主義を掲げ、独裁者の代名詞ともなったアドルフ・ヒットラー生田斗真。レーム事件の悲劇の中心人物であり、誇り高い軍人である右派の突撃隊長、エルンスト・レームに東山紀之。複雑な心情を持ちながら事件の顛末を見届ける武器商人、ダスタフ・クルップ平幹二朗
ミシマダブル サド侯爵婦人/わが友ヒットラー

公演まえから注目度が高かった作品で、ファンの方はサド侯爵夫人共に観劇されていると思います。残念ながら、私はわが友ヒットラーのみ。これが、全く知識を仕込んでいかなかった為か!?正直難しくも思え、それと蜷川らしさの演出にも物足りなさを感じ・・・でも何故か東山の軍服スタイルが妙に似合ってるし、欲を言えば長い台詞にもう少しメリハリが欲しかったかな。多分彼はミュージカルの方が似合っていそうな気がします。まあ、賛否両論と言えそうな完成度だった気がします。
でも・・・
流石に会場内には大勢の芸能人で、そうそうたる顔ぶれでした。休憩時間のロビーには、小栗旬加瀬亮窪塚洋介田中圭はじめ他若手俳優さん達の顔ぶれがかなり目立っていました。そう言った意味で休憩時間のロビーはざわついてて、昨夜観劇した方達はかなり得した気分で会場内を後にしたことでしょう。
友人の言葉を借りるならば、ある意味ファッションブランドのパーティー並みに芸能人キャッチの一夜でした。
たまには、こんな日もいいですね。
本日のスタッフブログはプレス担当でした。