赤く輝くフルーツトマト

テレビでご覧になった方も多いと思いますが、情熱大陸で中目黒にあるベジスイーツのお店ポタジエの柿沢安耶さんが出てました。ポタジエのケーキで『窪畑トマト・チーズケーキ』があるのですが、使用してるトマトが鶴岡の湯野浜にある窪畑ファームで栽培されています。

そこで休みの日に窪畑ファームのトマトが味わえる湯野浜にある直営店のお店に行き、お店ではトマトジュース、ドライトマト、トマトカレー、トマトのバラ売りがしていました。バラ売りでも全部が同じ値段、味ではなく糖度と大きさで値段が違いました。僕は糖度8度のトマト(通常糖度6度、1番糖度が高いと8〜9度)トマトカレーとトマトジュースをいただきました。
食べたところ酸味は全然なくすごく甘みがあり、赤く輝いて宝石のようでした。栽培の方法、甘さの出し方がすごく気になったので直営店から10分ほど向かった所にある窪畑ファームの畑に見学に行きました。
すると取締役次長の佐藤光浩さんが出迎えてくれました。甘さ、土、栽培の方法を聞いてみたところ、水をあまり与えないことで昼夜、寒暖差があると甘いトマトができるそうです。そのため葉はすごく萎れていて初めてみる光景でした。店頭には糖度8度までしかなかったのですが、もぎたてのトマトは糖度9度で、食べてみると8度より甘かったです。
トマトの中にはリコピンという成分が含まれています。窪畑トマトは通常の3倍含まれていて、赤みが濃いとリコピンが多く甘さが増すそうです。リコピンとは美白効果があり、強い抗酸化作用があるため細胞のガン化を防ぐと世界的に注目されています。
作るにあたって1番大切なことは土で、窪畑トマトはアニス農法という栽培の方法で化学合成農薬は一切使わず微生物培地に有機肥料と微量元素を混ぜて土を作るそうです。
最後に佐藤さんに一つ質問してみました。『窪畑トマトが有名になってどうですか?』と聞いたところ佐藤光浩さんは『周りが騒いでるだけで私たちは普通のことをしているだけです。』と言っていました。その普通というのがすごく難しいことで、普通にモノを作ってクオリティーの高い仕事ができるということはすごいと思います。職種は違っても何かを作るということに違いはないので、僕も今以上にレベルの高い仕事をしクオリティーの高いモノを今後もお客様に提供していけたらと思っています。

本日のブログは川崎勉からお届けしました。