オープンセット 庄内映画村

先日の休みに鶴岡市羽黒町の『庄内映画村』にいってきました。庄内映画村は広大な敷地に時代をこえたオープンセットが溶け込み不思議な世界で、ここにくれば誰もが映画の主人公になった気分になります。敷地内は4エリアがあり漁村・農村エリア、エントランス、宿場街エリア、山間集落エリア計4エリアに分かれています。最初徒歩で周ろうと思ったのですが、ものすごく敷地が広いので妥協して敷地内を運行している500円乗り放題のバスに乗り周りました。体力に自身のある方は徒歩で挑戦してみて下さい。
入場してすぐにエントランスがあり『山形スクリーム』で使用したセットがあります。看板に『歌って踊れる陽気なお店』と書いてありますが庄内にも歌って踊れるお店があるといいですね。歌って踊れるお店がありましたらご紹介下さい。この建物の名前が『しゃれこうべ』と言い、意味が髑髏(されこうべ)とも読んで 「曝れ頭」の意味です。風雨にさらされて(野ざらしになった)しらけた頭骨のことです。山形スクリームもこの意味と似たような内容ですが、まったく怖くないです。竹中直人監督、成海璃子AKIRA、マイコ、沢村一樹ほか出演。
山形スクリーム http://yamagatascream.gaga.ne.jp

宿場街エリアは、片岡千恵蔵主演で1963年に公開された映画『十三人の刺客』が三池崇史監督によりリメークされることになり、9月上旬に撮影が終了しました。幕末の中山道を舞台に、幕府の密命を受けた刺客が、暴君で知られる明石藩主の暗殺を企てる物語です。片岡さんが演じた役は役所広司。このほか松方弘樹山田孝之伊勢谷友介ら豪華な13人が藩主の首を狙うようです。

農村・漁村エリアでは、来年公開予定のSMAP香取慎吾主演の映画『座頭市 THE LAST』の撮影がされました。同作は勝新太郎北野武らによって数多く映像化されてきた時代活劇の傑作シリーズの集大成であり、今回が最後の映画化とされます。同作で描かれるのは座頭市の最期で自分の意思に反するところで人を斬り続けてきた市が、人生の終わりに辿り着いたのはどんな生活だったのか気になります。前作の綾瀬はるか主演の『ICHI』を劇場で見ましたが、市は何かを求めて歩き続けながら懸命に生きる姿がすごく印象的です。

庄内は都会と比べて何もないが、自然はたくさんあります。僕の中では庄内は庄内=自然です。今回、庄内が映画の撮影に選ばれたのも他県に負けない自然があるからだと思います。映画などで大勢の方々が庄内にきて賑わってすごく嬉しく思います。のんびり生活したり、アウトドアをしたり自然を満喫するなら庄内!これからの季節は旬の食べ物、紅葉がお勧めです。紅色に輝く庄内をお楽しみ下さい。

庄内映画村株式会社 http://www.s-eigamura.jp/

本日のスタッフブログは川崎勉からお届けしました。